トミーウォーカーのPBW、TW3『エンドブレイカー!』のPCソオラ・ウォクス(c06146)、フラウゲイル・セタ(c19574)に よる手記的な何か。更新不定期。日記と言うよりは、気が向いた時に気の向いた事を書き殴る。そういう場所。
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外から射す温かな日差しの中、窓際に飾った向日葵の造花がゆらり微笑む。
元々温暖で雪の降らない地方にしても、冬真っ盛りな今頃に夏色のそれは不釣り合いだ。
けれどその不釣り合いさが返って好きだと感じる。
どんな時でも笑顔で咲き誇る、花。いつも真っ直ぐに快活に笑う母のその姿を連想させるからかもしれない。
と、ぼんやり造花に滲みこませた温かい香りを楽しんでいると、それとは違う甘い香りが鼻孔をくすぐった。
甘いそれを辿ってキッチンに踏み込めば、すぐにその正体は分かった。
「おかーさーん。何それ、ケーキ?」
先ほどの向日葵と重なる背を後ろから覗きこむと、冷ましたスポンジが白いクリームに彩られる途中だった。
「あら、シアラちゃん。相変わらずおいしい物にはよう気ぃつくんやねぇ」
「そりゃあおかーさんの子やもん!辺り前やないの」
そうやったねぇ、とくすくすと笑うその間にも、スポンジの荒野は瞬く間に雪原に変わる。
「今日ってなんかの記念日やったっけ?」
雪原のその表面を掬って舐めたい衝動を堪えながら、浮かんだ疑問をぶつける。
簡単な焼き菓子ならまだしも、ケーキなどはお祝い事くらいでしか作らない母だ。けれど何の日かいまいちピンと来ない。
年越しの祭りはとっくに終わったし、しばらくは他の祭事も無かった気がするけれど…。
「あらぁ、ふふ…忘れてもうた?」
雪を降らすその手を止めてくすりと笑む。
「今日はソオラちゃんの誕生日、やよ」
「ああ!あんちゃんの!」
その言葉にようやく合点が行き声を上げる。
母に良く似て、向日葵が好きだった兄。故郷であるこの都市を出たのはもう何年も前だが、自分より一回り大きかった背も手の平も、未だによく覚えている。
あれから便りをくれたのは一度だけだ。遠く異国の地に居る兄。はたして特別なその日をどう過ごしているのだろうか。
「離れていても家族やからなぁ。生まれた日のお祝いは、ちゃあんとしてあげへんと。ね?」
「…なんて言うて、ホンマはおかーさんがケーキ食べたいだけちゃうのー?」
「まさかぁ。食べたいんはあなたの方やないのぉ?」
「えー」
ほら、あなたも手伝って。はいはい、不恰好なっても知らへんよ?
笑いながら、喋りながら仕上げたケーキ。冗談交じりにクリームで大きく向日葵を描いたそれは、意外にも騎士団業務を終えて帰宅した父と祖父に好評だった。
これでこの場に祝うべきその人が居れば完璧なのだけれど。
せめてこのケーキだけでも贈ってあげられたなら良かったのに。
元々温暖で雪の降らない地方にしても、冬真っ盛りな今頃に夏色のそれは不釣り合いだ。
けれどその不釣り合いさが返って好きだと感じる。
どんな時でも笑顔で咲き誇る、花。いつも真っ直ぐに快活に笑う母のその姿を連想させるからかもしれない。
と、ぼんやり造花に滲みこませた温かい香りを楽しんでいると、それとは違う甘い香りが鼻孔をくすぐった。
甘いそれを辿ってキッチンに踏み込めば、すぐにその正体は分かった。
「おかーさーん。何それ、ケーキ?」
先ほどの向日葵と重なる背を後ろから覗きこむと、冷ましたスポンジが白いクリームに彩られる途中だった。
「あら、シアラちゃん。相変わらずおいしい物にはよう気ぃつくんやねぇ」
「そりゃあおかーさんの子やもん!辺り前やないの」
そうやったねぇ、とくすくすと笑うその間にも、スポンジの荒野は瞬く間に雪原に変わる。
「今日ってなんかの記念日やったっけ?」
雪原のその表面を掬って舐めたい衝動を堪えながら、浮かんだ疑問をぶつける。
簡単な焼き菓子ならまだしも、ケーキなどはお祝い事くらいでしか作らない母だ。けれど何の日かいまいちピンと来ない。
年越しの祭りはとっくに終わったし、しばらくは他の祭事も無かった気がするけれど…。
「あらぁ、ふふ…忘れてもうた?」
雪を降らすその手を止めてくすりと笑む。
「今日はソオラちゃんの誕生日、やよ」
「ああ!あんちゃんの!」
その言葉にようやく合点が行き声を上げる。
母に良く似て、向日葵が好きだった兄。故郷であるこの都市を出たのはもう何年も前だが、自分より一回り大きかった背も手の平も、未だによく覚えている。
あれから便りをくれたのは一度だけだ。遠く異国の地に居る兄。はたして特別なその日をどう過ごしているのだろうか。
「離れていても家族やからなぁ。生まれた日のお祝いは、ちゃあんとしてあげへんと。ね?」
「…なんて言うて、ホンマはおかーさんがケーキ食べたいだけちゃうのー?」
「まさかぁ。食べたいんはあなたの方やないのぉ?」
「えー」
ほら、あなたも手伝って。はいはい、不恰好なっても知らへんよ?
笑いながら、喋りながら仕上げたケーキ。冗談交じりにクリームで大きく向日葵を描いたそれは、意外にも騎士団業務を終えて帰宅した父と祖父に好評だった。
これでこの場に祝うべきその人が居れば完璧なのだけれど。
せめてこのケーキだけでも贈ってあげられたなら良かったのに。
カチャカチャと、鍵を外す音で目が覚めた。
もそもそと布団から這い出して見れば、すっかり見慣れた宿の主人が部屋の鍵を外し、部屋へ入ってくる途中だった。
自分には珍しくここ数日は部屋に鍵をかけている。
仕事先の寒さに負けてひいた風邪は存外激しく、他人にうつさない為の処置だ。宿代と別料金で食事と来客への対応をしてくれる事になった主人にだけ合鍵を渡してある。
さすがにひいてから三日経った今日は大分調子も落ち着いている。この分なら明日には外へ出ても支障なさそうだ。
サイドテーブルに置いていた水で喉を潤していると、主人が朝食と何やらいくつかの包みを抱えてこちらへ歩み寄った。
お前さん宛てのだ、と言われ渡されてもいまいち心辺りがない。なんの包みだろうか。首を傾げていると何故かおめでとう、と主人から声をかけられた。
そのまま主人が部屋を出て行くのを見送ってから包みの一つを開いて、添えられたカードの文字を読んで思わずあっと声をあげた。
長く一人旅ばかりしていたから忘れていた。
けれど、覚えてくれてた人が居るなんて。それに、誰かに祝われるのなんていつぶりだろうか。
嬉しくて、あんまりにも嬉しくて泣きそうになったなんて。
本当は少しだけ泣いてしまったなんて、絶対に誰にも教えないけれど。
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そんなこんなでめでたく(?)ソオラが21歳を迎えました。
おかんには実はちゃん付けで呼ばれていたり。今でも故郷に帰る事あればそう呼ばれるんだと思われます。
知り合いの前では恥かしいからやめてよ、って言いたくなるタイプ。
誕生日のお祝いありがとうございます。
アクスヘイムに来るまではふらふら放浪生活~で、同じ人と長期間つるむ事がほとんどなかったので、誕生日はどうにも忘れがちな本人。
久々に誰かに祝われた誕生日は非常に嬉しかったようです。
素敵プレゼントも、にやにやしたり心配すみませんなお言葉もらぶもばっちり頂きました。
リヴァ大祭であれこれ貰ってから一月過ぎてないのに良いのかな、と思いつつ貰えるものは遠慮なく貰っちゃうんだぜ。
体調の方は大分良くなりました。まだ本調子でないのでお礼回りは遅くなりそうですが、後日必ず。
ところで、約一個あれな物が届きましたが…えっと、これっていわゆるあれですか。
とりあえず先に釘刺しとくけど、期待しても何にも起こりませんヨ。
色んなノリに流されて忘れがちだけど、一応これ全年齢向けゲームだからね!
それとも魔曲らしくハニーの練習でもするべきでしょうか。
圧されてびびって脱兎するえんでぃんぐしか見えないけど。助けてえんどぶれいかー!
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